【MTG】PTQ京都・東京一次 決勝ラウンドカバレッジ
2008年12月23日 日常 本日12月23日はPT京都予選・東京一次が開催され、来年の二月に開催されるPT京都への参加権利を目指し、板橋の地には100名以上のプレイヤーが集まった。今回は、決勝ラウンドセミファイナル、鍛冶友浩 対 戸田浩嗣 の試合から、二本目の模様をお伝えしたい。
試合が始まる前に、まずは各プレイヤーのデッキを見てみよう。
戸田のデッキはジャンド。《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》や2枚の《圧倒する雷/Resounding Thunder》、そして《腐肉団/Carrion Thrash》等々、基本的なパーツは揃っており、最強シャードと言われるにふさわしい構成となっている。そして何より《炎破のドラゴン/Flameblast Dragon》、である。環境最高クラスとも言えるゴッドレアはどれ程の活躍を見せてくれるのか。
一方、鍛冶のデッキはグリクシス。《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》や、《グリクシスの戦闘魔道士/Grixis Battlemage》、《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》等から始まり《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》や《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》等のレアカードが目を引く、、、が何よりも特徴的なのは3枚取られた《荒廃稲妻/Blightning》。この強烈なアドバンテージを稼ぎ出すカードで勝利を手繰り寄せることが出来るのか。注目である。
さて、ゲーム開始である。二本目のマリガンチェックから見ていこう。
一本目を取られた戸田は先攻を宣言、力強く7枚の初手をキープする。一方の鍛冶は《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》、《荒廃稲妻/Blightning》、《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》、《苦悶のねじれ/Agony Warp》、《骸骨化/Skeletonize》、《島/Island》、《山/Mountain》を前に少考、、、するもキープを宣言。お互い7枚でゲームは開始された。
最序盤はお互いに土地を置きあう静かな立ち上がり、、、も後手3ターン目に《沼/Swamp》を引き込んだ鍛冶が《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》をキャストしゲームは動き出した。が、ここで先手4ターン目の戸田は《山/Mountain》、《山/Mountain》、《森/Forest》とキャストしたところで土地が止まってしまう。仕方なく今引きの《ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage》をキャストし、ターンを渡す。
返す鍛冶はすかさず《苦悶のねじれ/Agony Warp》を《ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage》に。そして、1体のゴブリンが挨拶とばかりに1点をお見舞いする。
先手5ターン目の戸田はようやく4枚目の土地である《森/Forest》を引き当て《不治のオーガ/Incurable Ogre》をキャスト、ターンを返す。これに対し鍛冶は、2体のゴブリンで攻撃。戸田のライフを17とした後に、《山/Mountain》2、《沼/Swamp》1、《島/Island》2と並んだ土地から《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》、《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》をキャスト。ターンを返す。
戸田はここでようやく《沼/Swamp》を引き当て、手札にある《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》をキャスト出来るように・・・・なるもこのままでは《不治のオーガ/Incurable Ogre》が《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》によって本当に不治になってしまうため、一度《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental》で《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》を除去し、ターンを返す。
返す鍛冶は3体のゴブリンのみで攻撃。これを戸田は通し残りのライフは14に。この時点での鍛冶のハンドは
《荒廃稲妻/Blightning》
《骸骨化/Skeletonize》
《苦悶のねじれ/Agony Warp》
《グリクシスの戦闘魔道士/Grixis Battlemage》
の4枚。ここで第二メインフェイズの鍛冶は、特に呪文のプレイはせずにターンを渡す。
先手7ターン目の戸田、ようやくハンドの《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》をキャストしターンを返す、、、がこれには《骸骨化/Skeletonize》。3体の苗木トークンが場に出ると同時に鍛冶の場にもスケルトントークンが1体登場する。
返すターンの鍛冶は《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental》を新たに手札に加えた後、4体のゴブリンで攻撃。このアタックに対し戸田は3体の苗木でブロックを宣言する。それぞれのトークンがお互いに相打ち、1体のゴブリンが戸田のライフを13とする。更に鍛冶は第二メインフェイズで《荒廃稲妻/Blightning》をプレイ。戸田の手札から《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》、《魂の火/Soul’s Fire》を叩き落とし、戸田のライフを10とした。
《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》によるクロックがじわじわと戸田のライフを削って行くが、ここで戸田は2マナ残した状態で、、、《腐肉団/Carrion Thrash》をキャスト。ターンを返す。しかしこれには鍛冶のターンに《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental》。戸田は《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》を回収する。3体のトークンの内、1体のゴブリントークンを《不治のオーガ/Incurable Ogre》でブロックした戸田のライフは既に8まで削られている。
さて、いよいよライフが危うくなってきた戸田。なんとか鍛冶のゴブリン軍団から身を守る方法は無いか、と案を巡らすも、、、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》をキャストするのみでターンを返す。
返す鍛冶はここで《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》をトップデッキ!《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》、2体のゴブリン、スケルトントークンの4体で攻撃し戸田のライフを5とした後(《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》はトリナクスによりブロック。)《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》をキャスト。王手をかける。
と、ここでこのままでは終わらない、とばかりに戸田も意地を見せる。《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》をトップデッキ!!し、即キャスト。ターンを返す。
だが鍛冶は止まらない。5/6到達も関係無い、とばかりに蘇生した《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》も併せた6体のクリーチャーでフルアタック、勝負を決めにかかる。
これに対しライフが5と残り少ない戸田は《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》で《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》を、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》で蘇生した《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》ブロックせざるを得ない、もここには鍛冶の《苦悶のねじれ/Agony Warp》。哀れ2/3まで縮んでしまった《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》は《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》によって討ち取られ、戸田の残りライフは1に。
鍛冶はダメ押しとばかりに《グリクシスの戦闘魔道士/Grixis Battlemage》をキャストしターンエンド。これに対し、戸田は自身のドローを見た上で、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》一体では鍛冶の軍勢を押し止めることは出来ないことを確認したのだった。
鍛冶友浩WIN!!!!
以上になります。カバレッジに協力した下さった両プレイヤーの方々、そしてPTQ京都、東京一次スタッフの皆様、有難う御座いました。
試合が始まる前に、まずは各プレイヤーのデッキを見てみよう。
戸田のデッキはジャンド。《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》や2枚の《圧倒する雷/Resounding Thunder》、そして《腐肉団/Carrion Thrash》等々、基本的なパーツは揃っており、最強シャードと言われるにふさわしい構成となっている。そして何より《炎破のドラゴン/Flameblast Dragon》、である。環境最高クラスとも言えるゴッドレアはどれ程の活躍を見せてくれるのか。
一方、鍛冶のデッキはグリクシス。《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》や、《グリクシスの戦闘魔道士/Grixis Battlemage》、《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》等から始まり《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》や《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》等のレアカードが目を引く、、、が何よりも特徴的なのは3枚取られた《荒廃稲妻/Blightning》。この強烈なアドバンテージを稼ぎ出すカードで勝利を手繰り寄せることが出来るのか。注目である。
さて、ゲーム開始である。二本目のマリガンチェックから見ていこう。
一本目を取られた戸田は先攻を宣言、力強く7枚の初手をキープする。一方の鍛冶は《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》、《荒廃稲妻/Blightning》、《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》、《苦悶のねじれ/Agony Warp》、《骸骨化/Skeletonize》、《島/Island》、《山/Mountain》を前に少考、、、するもキープを宣言。お互い7枚でゲームは開始された。
最序盤はお互いに土地を置きあう静かな立ち上がり、、、も後手3ターン目に《沼/Swamp》を引き込んだ鍛冶が《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》をキャストしゲームは動き出した。が、ここで先手4ターン目の戸田は《山/Mountain》、《山/Mountain》、《森/Forest》とキャストしたところで土地が止まってしまう。仕方なく今引きの《ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage》をキャストし、ターンを渡す。
返す鍛冶はすかさず《苦悶のねじれ/Agony Warp》を《ジャンドの戦闘魔道士/Jund Battlemage》に。そして、1体のゴブリンが挨拶とばかりに1点をお見舞いする。
先手5ターン目の戸田はようやく4枚目の土地である《森/Forest》を引き当て《不治のオーガ/Incurable Ogre》をキャスト、ターンを返す。これに対し鍛冶は、2体のゴブリンで攻撃。戸田のライフを17とした後に、《山/Mountain》2、《沼/Swamp》1、《島/Island》2と並んだ土地から《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》、《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》をキャスト。ターンを返す。
戸田はここでようやく《沼/Swamp》を引き当て、手札にある《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》をキャスト出来るように・・・・なるもこのままでは《不治のオーガ/Incurable Ogre》が《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》によって本当に不治になってしまうため、一度《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental》で《エスパーの戦闘魔道士/Esper Battlemage》を除去し、ターンを返す。
返す鍛冶は3体のゴブリンのみで攻撃。これを戸田は通し残りのライフは14に。この時点での鍛冶のハンドは
《荒廃稲妻/Blightning》
《骸骨化/Skeletonize》
《苦悶のねじれ/Agony Warp》
《グリクシスの戦闘魔道士/Grixis Battlemage》
の4枚。ここで第二メインフェイズの鍛冶は、特に呪文のプレイはせずにターンを渡す。
先手7ターン目の戸田、ようやくハンドの《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》をキャストしターンを返す、、、がこれには《骸骨化/Skeletonize》。3体の苗木トークンが場に出ると同時に鍛冶の場にもスケルトントークンが1体登場する。
返すターンの鍛冶は《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental》を新たに手札に加えた後、4体のゴブリンで攻撃。このアタックに対し戸田は3体の苗木でブロックを宣言する。それぞれのトークンがお互いに相打ち、1体のゴブリンが戸田のライフを13とする。更に鍛冶は第二メインフェイズで《荒廃稲妻/Blightning》をプレイ。戸田の手札から《肉袋の匪賊/Fleshbag Marauder》、《魂の火/Soul’s Fire》を叩き落とし、戸田のライフを10とした。
《ゴブリンの突撃/Goblin Assault》によるクロックがじわじわと戸田のライフを削って行くが、ここで戸田は2マナ残した状態で、、、《腐肉団/Carrion Thrash》をキャスト。ターンを返す。しかしこれには鍛冶のターンに《血焚きの精霊/Bloodpyre Elemental》。戸田は《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》を回収する。3体のトークンの内、1体のゴブリントークンを《不治のオーガ/Incurable Ogre》でブロックした戸田のライフは既に8まで削られている。
さて、いよいよライフが危うくなってきた戸田。なんとか鍛冶のゴブリン軍団から身を守る方法は無いか、と案を巡らすも、、、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》をキャストするのみでターンを返す。
返す鍛冶はここで《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》をトップデッキ!《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》、2体のゴブリン、スケルトントークンの4体で攻撃し戸田のライフを5とした後(《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》はトリナクスによりブロック。)《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》をキャスト。王手をかける。
と、ここでこのままでは終わらない、とばかりに戸田も意地を見せる。《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》をトップデッキ!!し、即キャスト。ターンを返す。
だが鍛冶は止まらない。5/6到達も関係無い、とばかりに蘇生した《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》も併せた6体のクリーチャーでフルアタック、勝負を決めにかかる。
これに対しライフが5と残り少ない戸田は《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》で《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》を、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》で蘇生した《屑肉の地のゾンビ/Dregscape Zombie》ブロックせざるを得ない、もここには鍛冶の《苦悶のねじれ/Agony Warp》。哀れ2/3まで縮んでしまった《ジャングルの織り手/Jungle Weaver》は《破片撒きのスフィンクス/Sharding Sphinx》によって討ち取られ、戸田の残りライフは1に。
鍛冶はダメ押しとばかりに《グリクシスの戦闘魔道士/Grixis Battlemage》をキャストしターンエンド。これに対し、戸田は自身のドローを見た上で、《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax》一体では鍛冶の軍勢を押し止めることは出来ないことを確認したのだった。
鍛冶友浩WIN!!!!
以上になります。カバレッジに協力した下さった両プレイヤーの方々、そしてPTQ京都、東京一次スタッフの皆様、有難う御座いました。
コメント