【MTG】追悼緑黒コン
2008年9月24日 日常ダルビッシュ「苦花ガラク強くね?」
秋葉原「雁川」での会食中、ダルさんの放ったこの一言から全ては始まった。
秒で《苦花/Bitterblossom》が抜けた後、調整に調整を重ねついに出来上がった緑黒コン。らせん・ローウィン環境のスタンダードにおけるハノイの117ラウンドの全てを共に戦ってきた相棒の誕生である。
今日はこの緑黒コンの全貌を皆様に紹介することで、この日記を緑黒コンの墓としたい。
始めて使ったのは4月29日のHS・AKB杯。それ以来脇目もふらずずっと使ってきた・・・
FDC64th:4thplace(5月5日)
4《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
3《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
3《沼/Swamp》
4《樹上の村/Treetop Village》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
4《献身のドルイド/Devoted Druid》
4《根の壁/Wall of Roots》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《叫び大口/Shriekmaw》
1《戦慄/Dread》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
4《調和/Harmonize》
4《名も無き転置/Nameless Inversion》
3《原初の命令/Primal Command》
2《滅び/Damnation》
2《思考の粉砕/Mind Shatter》
4《思考囲い/Thoughtseize》
1《耳障りな反応/Guttural Response》
1《難問の鎮め屋/Vexing Shusher》
1《原初の命令/Primal Command》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《思考の粉砕/Mind Shatter》
2《滅び/Damnation》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》
これは緑黒コンを構築して二回目に参加した大会。SHM発売直後のスタンダードトーナメントである。この頃はSHMに「フェアリーに新たに入るパーツが全く無い」等の理由からフェアリーが環境から“瞬間的に”消えた時期であった。、、、と同時に《炎の投げ槍/Flame Javelin(SHM)》、《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac(SHM)》の二枚がおおいに注目され《滅び/Damnation》をメインサイド併せて4本とったこのデッキは
《ロノムの口/Mouth of Ronom》を2枚とっておきながら、、、、
《沼/Swamp(SHM)》3枚
《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》3枚
とか東京のトーナメントを舐めてるとしか言いようのない構成でもって何故か6-1という成績を収めることに成功した。構築公認大会参加15回目にしての快挙である
。。。
とまあ、その後も環境の変化に合わせて様々な調整を繰り返しながら共に戦った5ヶ月間。対戦成績全117ラウンドを纏めてみると・・・
マーフォーク :4-1
赤単 :6-5
エルフ :8-5-1
青白ヒバリ :9-1
ガルガドンヒバリ:0-4(笑)
ビッグマナ :4-3
フェアリー :4-4-2
ドラン :3-3
ストーム :2-0
キスキン :1-2
トークン :5-2
トースト :5-3-1
他ビートダウン :7-2-1
他コントロール :5-3-3
68勝41敗8分
マーフォーク、赤単、エルフ、青白ヒバリ、ストーム系コンボ、トークン辺りには相性が良く、
《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》がとにかく苦手だったことが挙げられるだろう。
赤単はどうしてこんなに負けているのか、というと《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》が《名も無き転置/Nameless Inversion》と《叫び大口/Shriekmaw》の2枚除去では止まらなかったからに他ならない。
・・・因みに最終的には以下のような形に落ち着いた。
FDC68th
メイン 60枚
3《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CS)》
3《冠雪の森/Snow-Covered Forest(CS)》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LR)》
3《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire(ET)》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom(CS)》
4《根の壁/Wall of Roots(TS)》
4《献身のドルイド/Devoted Druid(SH)》
3《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》
2《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus(MT)》
1《叫び大口/Shriekmaw(LR)》
3《雲打ち/Cloudthresher(LR)》
3《殺戮の契約/Slaughter Pact(FS)》
4《名も無き転置/Nameless Inversion(LR)》
4《調和/Harmonize(PL)》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LR)》
3《原初の命令/Primal Command(LR)》
2《思考の粉砕/Mind Shatter(MT)》
サイド
4《思考囲い/Thoughtseize(LR)》
1《膿絡み/Festercreep(MT)》
2《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(ET)》
2《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique(SH)》
3《増え続ける荒廃/Incremental Blight(SHM)》
1《雲打ち/Cloudthresher(LR)》
2《思考の粉砕/Mind Shatter(MT)》
・・・このデッキの良かったところは《思考の粉砕/Mind Shatter》による、所謂「シャッターゲー」に持ち込むことが出来る所である。どんな手練れであろうとハンドを丸裸にしてしまうこのカードは「相手が強ければ強い程弱くなるスペル(関東の遅刻魔氏談)」という弱点、というかスキの大さを持ち合わせてはいるが、これ一枚で勝負を決めてしまう状況を何度も演出してくれた。このデッキにおける最強のアクションは《献身のドルイド/Devoted Druid(SHM)》を解した3t目「X=3」である。
・・・とまあこんなデッキをよくもまあ半年近く使ったなぁと思いますが、それも昨日まで。次のアラーラが出たらまたデッキを考えたいと思います。
・・・ハンデスは、相手のハンドを考えることなく勝ててしまう、とても強い呪文です、、、が、その代わりにプレイヤーの成長を妨げているのでは、、、と最近思うようになりました。特に昨日のFDC。高橋優太氏との対戦を通じて、「相手のアクションからハンドを推測する」というMTGにおける基本的な姿勢を蔑ろにしてきたツケ、、、を感じました。そして彼は、強かった。
打たれる側から打つ側に。次の環境は《謎めいた命令/Cryptic Command》の入ったデッキを使おうかな、と考えている今日この頃であります。
とか良いながら《荒廃稲妻》めっちゃ使いたいですけどww
・・・いつも通り中途半端な内容になってしまいました。まあいいかw
スタンダードをこんなにも楽しいものにしてくれた
《根の壁/Wall of Roots》《調和/Harmonize》《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
の三枚には感謝しても仕切れません。
であであ。
秋葉原「雁川」での会食中、ダルさんの放ったこの一言から全ては始まった。
秒で《苦花/Bitterblossom》が抜けた後、調整に調整を重ねついに出来上がった緑黒コン。らせん・ローウィン環境のスタンダードにおけるハノイの117ラウンドの全てを共に戦ってきた相棒の誕生である。
今日はこの緑黒コンの全貌を皆様に紹介することで、この日記を緑黒コンの墓としたい。
始めて使ったのは4月29日のHS・AKB杯。それ以来脇目もふらずずっと使ってきた・・・
FDC64th:4thplace(5月5日)
4《冠雪の森/Snow-Covered Forest》
3《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
3《沼/Swamp》
4《樹上の村/Treetop Village》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes》
2《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom》
4《献身のドルイド/Devoted Druid》
4《根の壁/Wall of Roots》
4《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
3《叫び大口/Shriekmaw》
1《戦慄/Dread》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker》
2《リリアナ・ヴェス/Liliana Vess》
4《調和/Harmonize》
4《名も無き転置/Nameless Inversion》
3《原初の命令/Primal Command》
2《滅び/Damnation》
2《思考の粉砕/Mind Shatter》
4《思考囲い/Thoughtseize》
1《耳障りな反応/Guttural Response》
1《難問の鎮め屋/Vexing Shusher》
1《原初の命令/Primal Command》
2《クローサの掌握/Krosan Grip》
2《思考の粉砕/Mind Shatter》
2《滅び/Damnation》
1《叫び大口/Shriekmaw》
1《妖精の女王、ウーナ/Oona, Queen of the Fae》
これは緑黒コンを構築して二回目に参加した大会。SHM発売直後のスタンダードトーナメントである。この頃はSHMに「フェアリーに新たに入るパーツが全く無い」等の理由からフェアリーが環境から“瞬間的に”消えた時期であった。、、、と同時に《炎の投げ槍/Flame Javelin(SHM)》、《ぼろ布食いの偏執狂/Tattermunge Maniac(SHM)》の二枚がおおいに注目され《滅び/Damnation》をメインサイド併せて4本とったこのデッキは
《ロノムの口/Mouth of Ronom》を2枚とっておきながら、、、、
《沼/Swamp(SHM)》3枚
《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》3枚
とか東京のトーナメントを舐めてるとしか言いようのない構成でもって何故か6-1という成績を収めることに成功した。構築公認大会参加15回目にしての快挙である
。。。
とまあ、その後も環境の変化に合わせて様々な調整を繰り返しながら共に戦った5ヶ月間。対戦成績全117ラウンドを纏めてみると・・・
マーフォーク :4-1
赤単 :6-5
エルフ :8-5-1
青白ヒバリ :9-1
ガルガドンヒバリ:0-4(笑)
ビッグマナ :4-3
フェアリー :4-4-2
ドラン :3-3
ストーム :2-0
キスキン :1-2
トークン :5-2
トースト :5-3-1
他ビートダウン :7-2-1
他コントロール :5-3-3
68勝41敗8分
マーフォーク、赤単、エルフ、青白ヒバリ、ストーム系コンボ、トークン辺りには相性が良く、
《大いなるガルガドン/Greater Gargadon》がとにかく苦手だったことが挙げられるだろう。
赤単はどうしてこんなに負けているのか、というと《アッシェンムーアの抉り出し/Ashenmoor Gouger(SHM)》が《名も無き転置/Nameless Inversion》と《叫び大口/Shriekmaw》の2枚除去では止まらなかったからに他ならない。
・・・因みに最終的には以下のような形に落ち着いた。
FDC68th
メイン 60枚
3《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp(CS)》
3《冠雪の森/Snow-Covered Forest(CS)》
4《ラノワールの荒原/Llanowar Wastes(10E)》
4《樹上の村/Treetop Village(10E)》
4《光り葉の宮殿/Gilt-Leaf Palace(LR)》
3《黄昏のぬかるみ/Twilight Mire(ET)》
2《ロノムの口/Mouth of Ronom(CS)》
4《根の壁/Wall of Roots(TS)》
4《献身のドルイド/Devoted Druid(SH)》
3《タルモゴイフ/Tarmogoyf(FS)》
2《カメレオンの巨像/Chameleon Colossus(MT)》
1《叫び大口/Shriekmaw(LR)》
3《雲打ち/Cloudthresher(LR)》
3《殺戮の契約/Slaughter Pact(FS)》
4《名も無き転置/Nameless Inversion(LR)》
4《調和/Harmonize(PL)》
4《野生語りのガラク/Garruk Wildspeaker(LR)》
3《原初の命令/Primal Command(LR)》
2《思考の粉砕/Mind Shatter(MT)》
サイド
4《思考囲い/Thoughtseize(LR)》
1《膿絡み/Festercreep(MT)》
2《枝細工下げの古老/Wickerbough Elder(ET)》
2《くぐつ師の徒党/Puppeteer Clique(SH)》
3《増え続ける荒廃/Incremental Blight(SHM)》
1《雲打ち/Cloudthresher(LR)》
2《思考の粉砕/Mind Shatter(MT)》
・・・このデッキの良かったところは《思考の粉砕/Mind Shatter》による、所謂「シャッターゲー」に持ち込むことが出来る所である。どんな手練れであろうとハンドを丸裸にしてしまうこのカードは「相手が強ければ強い程弱くなるスペル(関東の遅刻魔氏談)」という弱点、というかスキの大さを持ち合わせてはいるが、これ一枚で勝負を決めてしまう状況を何度も演出してくれた。このデッキにおける最強のアクションは《献身のドルイド/Devoted Druid(SHM)》を解した3t目「X=3」である。
・・・とまあこんなデッキをよくもまあ半年近く使ったなぁと思いますが、それも昨日まで。次のアラーラが出たらまたデッキを考えたいと思います。
・・・ハンデスは、相手のハンドを考えることなく勝ててしまう、とても強い呪文です、、、が、その代わりにプレイヤーの成長を妨げているのでは、、、と最近思うようになりました。特に昨日のFDC。高橋優太氏との対戦を通じて、「相手のアクションからハンドを推測する」というMTGにおける基本的な姿勢を蔑ろにしてきたツケ、、、を感じました。そして彼は、強かった。
打たれる側から打つ側に。次の環境は《謎めいた命令/Cryptic Command》の入ったデッキを使おうかな、と考えている今日この頃であります。
とか良いながら《荒廃稲妻》めっちゃ使いたいですけどww
・・・いつも通り中途半端な内容になってしまいました。まあいいかw
スタンダードをこんなにも楽しいものにしてくれた
《根の壁/Wall of Roots》《調和/Harmonize》《タルモゴイフ/Tarmogoyf》
の三枚には感謝しても仕切れません。
であであ。
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